0120-757-530

平日  9:00〜12:00 13:00〜17:00

定休日 第2・4土曜日

  • 2024年8月9日
  • 2024年8月9日

押入れをクローゼットにリフォームする方法とそのメリット

押入れをクローゼットにリフォームする方法とそのメリット

和室の押入れをおしゃれで機能的なクローゼットに変身させることで、収納スペースを有効活用できます。

本記事では、押入れのクローゼット化によるメリットや具体的な改造方法、費用相場などをわかりやすく解説します。和室の雰囲気を損なわずに収納力をアップさせる方法を、ぜひ参考にしてください。

谷元フスマでは「押入れリフォームクローゼット」を商品として販売しています。

▶︎ 直販価格で手軽リフォーム!後付けできる、簡単取り付けのクローゼット扉

今お使いのふすまや障子の枠(敷居)がそのまま使える押入リフォームクローゼットです。枠の工事をしなくても良いので、時間とコストの節約になります。 オレフィンシートを使った上質なクローゼットで、 大開口の押入れに変えてみませんか?

押入れをクローゼットにするメリット

押入れをクローゼットに改造することで、和室の雰囲気を保ちながら、より機能的で使いやすい収納空間を手に入れられます。

ここでは押入れをクローゼットにリフォームするメリットについて解説します。

押入れからクローゼットへの変身

押入れをクローゼットに変身させることで、和室の雰囲気を損なうことなく、モダンで機能的な収納スペースを作り出せます。

従来の和室の押入れは、布団や季節物の衣類を収納するのに適していましたが、日常的に使用する衣類の収納には不便な面がありました。クローゼットに変身させることで、洋服を吊るして収納できるようになり、シワを防ぎながら効率的に整理整頓できるようになります。

また、洋服を見やすく配置できるため、コーディネートを考えやすくなるメリットもあります。

収納力の向上

押入れをクローゼットに改造することで、収納力も向上します。

従来の押入れは、上段と下段に分かれているだけの単純な構造でしたが、クローゼットに変えることで、ハンガーパイプや棚を自由に設置できるようになります。

これにより、衣類の種類や使用頻度に合わせた効率的な収納が可能になります。例えば、長い丈の洋服を吊るすスペース、折りたたんで収納する棚、小物類を整理するための引き出しなど、多様な収納ニーズに対応できるようになります。

さらに、デッドスペースを活用するための収納ボックスや、ドアの内側を利用したフック収納など、様々なアイデアを取り入れることで、限られたスペースを最大限に活用できます。

美観の向上

押入れをクローゼットに改造することで、部屋の美観が大きく向上します。

押入れの場合、ふすまや襖で仕切られているため、閉めていても和室の雰囲気は強調される要素となっていました。一方、クローゼットに変更することで、モダンでスタイリッシュな印象を与えられます。

例えば、木目調の扉を選べば、和モダンな雰囲気を演出できますし、白やベージュなどの明るい色の扉を選べば、部屋全体が明るく広々とした印象になります。

また、ミラー付きの扉を選択すれば、部屋が広く見えるだけでなく、身だしなみチェックにも便利です。

さらに、扉のデザインによっては、インテリアのアクセントとしても機能し、部屋全体の雰囲気をグレードアップさせることができます。

押入れをクローゼットに改造する方法(内部)

押入れのクローゼット化は、いくつかの作業工程に分けられます。ここでは押入れ内部のリフォームについて、以下の内容に分けて解説します。

  • 内部構造のリフォーム
  • ハンガーパイプの設置
  • 棚の追加

内部構造のリフォーム

押入れ内部をクローゼットに改造する際は、まず既存の構造を取り除く必要があります。

天袋や中段の板、襖などを撤去し、空間を一つにまとめます。その後、壁や床の状態を確認し、必要に応じて補強や防湿・防カビ処理を行います。

壁には、収納システムを取り付けるためのレールや支柱を設置します。これにより、後々の棚やハンガーパイプの取り付けが容易になります。

また、照明の設置も検討しましょう。LEDのテープライトや小型のスポットライトを使用することで、奥まで明るく、物が探しやすい空間を作り出せます。

さらに、床材を変更することで、見た目も機能性も向上させられます。例えば、フローリング材を使用すれば、掃除がしやすく、湿気対策にもなります。

ハンガーパイプの設置

クローゼットの機能性を高める上で、ハンガーパイプの設置は非常に重要です。ハンガーパイプは、洋服を吊るして収納するために欠かせない要素で、適切に設置することで収納効率が大幅に向上します。

パイプの高さは、収納する洋服の長さに合わせて調整します。一般的に、ロングコートやワンピースを掛けるためには床から約160cmの高さが必要です。また、シャツやジャケットなどを掛けるためには、約120cmの高さが適しています。

パイプの素材は、耐久性と見た目を考慮して選びましょう。ステンレス製やアルミ製は軽量で錆びにくく、長期使用に適しています。木製のパイプを選べば、温かみのある雰囲気を演出できます。

さらに、パイプエンドにはストッパーを付けることで、ハンガーが滑り落ちるのを防げます。

棚の追加

クローゼットの収納力を最大限に引き出すためには、適切な棚の追加が不可欠です。棚を設置することで、折りたたんで収納する衣類や小物類を効率的に整理できます。

棚の間隔は、収納するアイテムの高さに合わせて調整します。例えば、セーターやTシャツなどを収納する場合は、25〜30cm程度の間隔が適しています。また、バッグや帽子などの大きめのアイテムを収納する場合は、40〜50cm程度の間隔を設けると良いでしょう。

棚板の素材は、耐久性と見た目のバランスを考慮して選択します。メラミン化粧板は、軽量で傷つきにくく、お手入れも簡単です。木製の棚板を選べば、温かみのある雰囲気を演出できます。

さらに、可動式の棚を採用することで、収納するアイテムの変更に柔軟に対応できます。棚の端には仕切りを設けることで、小物が落ちるのを防ぎ、整理整頓がしやすくなります。

押入れをクローゼットに改造する方法(扉)

押入れをクローゼットに改造する際、扉の選択は見た目と機能性の両面で重要です。ここでは以下の3パターンのリフォームについて、作業内容などを解説します。

  • 折れ戸
  • 引き戸
  • カーテンで仕切る

折れ戸に変更

折れ戸は、スペースを有効活用できるクローゼットの扉として一般的な形態です。

折れ戸に変更する際は、まず既存の襖や引き戸を取り外し、開口部のサイズを正確に測ります。次に、折れ戸のレールを天井と床に取り付けます。

レールの取り付けは、水平を保つことが重要です。扉本体は、レールに沿って設置し、蝶番で連結します。

折れ戸の素材は、軽量で扱いやすいアルミ製や、高級感のある木製など、様々な選択肢があります。また、ミラー付きの折れ戸を選べば、部屋が広く見えるだけでなく、身だしなみチェックにも便利です。

扉の開閉がスムーズに行えるか、しっかりと固定されるかを確認し、必要に応じて調整を行いましょう。

引き戸に変更

引き戸は、和室の雰囲気を残しつつモダンな印象を与えることができる、人気の高いクローゼット扉の選択肢です。

引き戸に変更する際は、まず既存の襖や折れ戸を取り外し、開口部のサイズを正確に測ります。次に、引き戸用のレールを天井と床に取り付けます。

扉本体は、レールに沿って吊り下げるタイプと、床に設置するタイプがあります。吊り下げタイプは開閉がスムーズですが、重量制限があります。床設置タイプは重量物にも対応できますが、床の傷に注意が必要です。

引き戸の素材は、軽量なアルミ製、高級感のある木製、お手入れが簡単な樹脂製など、様々な選択肢があります。また、ガラス入りの引き戸を選べば、クローゼット内部を見せる収納として活用できます。

カーテンで仕切る

カーテンで仕切る方法は、簡単で低コストなクローゼット化の選択肢です。既存の襖や引き戸を取り外し、カーテンレールを取り付けるだけで完了します。

まず、開口部の幅を正確に測り、適切な長さのカーテンレールを選びます。カーテンレールは、天井に直接取り付けるタイプと、壁に取り付けるタイプがあります。天井が強度不足の場合は、壁付けタイプを選びましょう。

カーテンの選択は、部屋の雰囲気や好みに合わせて行います。遮光性のあるカーテンを選べば、クローゼット内の衣類を日光から守ることができます。また、防炎加工されたカーテンを選ぶことで、安全性を高められます。

カーテンの長さは、床につくと汚れやすく、開閉の際に引っかかる原因となりますので、床につかない程度に調整します。

押入れリフォーム時に注意すべきポイント

押入れをクローゼットにリフォームする際は、費用や注意点をしっかり把握しておくことが大切です。最適なリフォーム方法を選択するために、事前に注意すべきポイントを解説します。

費用

押入れをクローゼットにリフォームする際の費用は、改造の規模や使用する材料によって大きく変わります。

一般的な相場としては、10〜30万円程度が目安となります。簡易的な改造の場合、ハンガーパイプの設置や棚の追加程度であれば、5〜10万円ほどで済むこともあります。

一方、本格的なリフォームを行う場合、内部構造の変更や高品質な扉の設置など、より多くの作業が必要となるため、20〜50万円程度かかることもあります。

例えば、内装工事を伴う場合や、電気工事が必要な照明の設置を行う場合は、費用が上昇します。また、オーダーメイドの収納システムを導入する場合は、さらに高額になる可能性があります。

費用を抑えたい場合は、DIYで一部の作業を行うことも検討できますが、専門的な知識や技術が必要な部分もあるため、慎重に判断する必要があります。

また、見積もりを取る際は、複数の業者に依頼し、内訳を詳しく確認することをオススメします。

壁や床の構造

押入れをクローゼットに改造する際は、壁や床の構造を事前に確認することも重要です。

まず、壁の強度を確認します。ハンガーパイプや棚を取り付ける際、十分な荷重に耐えられるかどうかを見極める必要があります。壁が薄い場合や強度不足の場合は、補強工事が必要になることがあります。

次に、床の状態を確認しましょう。傷みやすいフローリングの場合、重い収納ボックスを置くと凹みや傷がつく可能性があります。必要に応じて、床材の交換や補強を検討します。

また、湿気対策も重要です。押入れは湿気がこもりやすい場所のため、カビや臭いの原因になることがあります。壁や床に防湿・防カビ処理を施すことで、衣類を清潔に保つことができます。

まとめ

押入れをクローゼットにリフォームすることで、収納スペースの効率が向上し、部屋全体の印象も良くなります。

あらためて、以下の点に気をつけるようにしましょう。

  • 扉の選択:開閉方式、素材、デザインを慎重に検討する
  • 壁や床の構造確認:強度、湿気対策、電気配線などをチェックする
  • 予算管理:複数の見積もりを取り、余裕を持った計画を立てる

これらの点に気をつけることで、使い勝手が良く、美しいクローゼットを実現できます。

谷元フスマでは「押入れリフォームクローゼット」を商品として販売しています。

▶︎ 直販価格で手軽リフォーム!後付けできる、簡単取り付けのクローゼット扉

今お使いのふすまや障子の枠(敷居)がそのまま使える押入リフォームクローゼットです。枠の工事をしなくても良いので、時間とコストの節約になります。 オレフィンシートを使った上質なクローゼットで、 大開口の押入れに変えてみませんか?