0120-757-530

平日  9:00〜12:00 13:00〜17:00

定休日 第2・4土曜日

  • 2025年1月22日
  • 2025年3月4日

引き戸(スライドドア)と開き戸の違いは?メリット・デメリットや選び方を紹介

引き戸(スライドドア)と開き戸の違いは?メリット・デメリットや選び方を紹介

スライドドアは、省スペース性と使いやすさから、和室や洋室に多く取り入れられています。

この記事では、スライドドアの種類、メリット・デメリット、そして設置する際のポイントを詳しく解説します。

住宅の快適性を高め、より機能的な空間を作るためのスライドドアの活用方法を一緒に見ていきましょう。

和室リフォーム本舗では、家に設置できる引き戸として、ふすまリフォームドアアルミ引き戸「アルマジ」を販売しています。和室のふすまや障子の枠そのままで設置できるため、部屋の印象を変えたい方はぜひご覧ください。

ふすまリフォームドア 古い襖をモダンな印象にチェンジ 商品ページを見る アルマジ お部屋をアートな空間に 商品ページを見る

スライドドア(引き戸)と開き戸の違い

スライドドア(引き戸)と開き戸は、ドアの開閉方式が大きく異なります。

スライドドアは、ドアが壁に沿って水平に移動して開閉するのに対し、開き戸はドアが蝶番を中心に回転して開閉します。

この違いから、それぞれ設置に適した場所や、使い勝手に差が出てきます。

住宅において、これらのドアは、用途や目的に合わせて使い分けられています。

スライド式ドアの種類や名称

スライドドアはその開閉方式によっていくつかの種類に分けられます。それぞれの特徴と名称を理解することで、より適切なスライドドアを選ぶことができるでしょう。

一般的に使用されるスライドドアの名称について以下に解説します。

片引き戸

片引き戸は、一枚のドアが左右どちらかにスライドして開閉する最もシンプルなスライドドアです。

開閉に必要なスペースがドア一枚分で済むため、狭い場所にも設置しやすいのが特徴です。トイレや玄関ドア、リビングと廊下の間仕切りとして使用されることが多いです。

引違い戸

引違い戸は、二枚以上のドアが左右にスライドして開閉するタイプのスライドドアです。和室の襖や障子によく見られます。

また、2枚のドアを4枚に増やすなど、ドアの枚数を増やすことで、より広い開口部を確保することも可能です。リビングと和室の間仕切りやクローゼットなどによく使われています。

引き分け戸

引き分け戸は、ドアが左右両側の壁にスライドして開閉するタイプのドアです。開口部を大きく取ることができ、広い空間を仕切るのに適しています。

広いリビングや、店舗の入り口などに使われることが多いです。また、開口部を完全に開放できるため、空間を最大限に活用できます。

引き込み戸

引き込み戸は、ドアを壁の中に引き込んで開閉するタイプのスライドドアです。開けたドアが壁に隠れるため、より空間を有効活用できます。

また、ドアが邪魔にならないため、すっきりとした印象を与えられます。間仕切りとしてだけでなく、収納スペースのドアとしても使用されることがあります。

スライドドアを家に設置するメリット

スライドドアには、開き戸にない様々なメリットがあります。これらのメリットを理解することで、より快適な住空間を実現できるでしょう。

以下にスライドドアを家に設置する主なメリットを解説します。

空間を有効活用できる

スライドドアの最大のメリットは、ドアの開閉にスペースを取らないことです。

開き戸のようにドアの可動範囲を考慮する必要がないため、狭い場所でも家具の配置を気にせずに設置できます。

特に、廊下や洗面所、トイレなど、限られた空間では、スライドドアが便利でしょう。また、スライドドアを使用することで、空間を有効活用し、開けたときはより広々とした印象を与えられます。

開け閉めしやすい

スライドドアは、基本的に軽い力で開閉できるため、お年寄りや子供でも比較的簡単に操作できます。特に、車椅子を使用している方や、手が不自由な方にとっては、開き戸よりも格段に使いやすいドアと言えます。

また、手掛かり部分(引手)部分の工夫をすれば、両手に荷物を持っている場合でも、簡単に開閉できるので、日常の動作をスムーズに行えます。例えば、肘や足で開けられるものなどがあります。

これらのことから、スライドドアは、ユニバーサルデザインの観点からも非常に有効な選択肢と言えるでしょう。

スライドドアを家に設置するデメリット

スライドドアには多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。これらのデメリットを理解した上で、設置を検討することが重要です。

以下にスライドドアの主なデメリットについて解説します。

防音性や気密性は低め

スライドドアは、ドア同士やドアと壁の間に隙間が生じやすいため、開き戸に比べて防音性や気密性が低い傾向があります。

外部の騒音や、室内の音が漏れやすいため、設置場所によっては、注意が必要です。特に、道路に面した部屋や、音に敏感な人がいる部屋には、不向きな場合があります。

これらの場合は、ドアに戸当たりゴムを取り付けたり、隙間テープ貼ったりと工夫することで、ある程度の防音性や気密性を確保できます。

敷居やレール部分にほこりがたまる

スライドドアは、敷居やレール部分に、ほこりやゴミが溜まりやすく、定期的な掃除が必要です。

掃除を怠ると、ドアの開閉がスムーズでなくなったり、レール部分が劣化する原因にもなります。

特に、ペットを飼っている家庭や、小さいお子様がいる家庭では、こまめな掃除を心がける必要があります。

家に設置するスライドドアの選び方

スライドドアを選ぶ際には、設置場所や目的を明確にして、最適なドアを選ぶことが大切です。

以下に、スライドドアを選ぶ際のポイントを解説します。

設置場所(玄関・室内)に合わせて選ぶ

スライドドアは、玄関や室内など、設置場所によって適した種類や機能が異なります。

玄関には、防犯性や断熱性が高いスライドドアを選ぶ必要があります。また、室内ドアは、デザインや素材を重視して選ぶと良いでしょう。

例えば、リビングには、開放感を演出できる樹脂パネル入りのスライドドア、寝室には、防音性の高いスライドドアを選ぶなど、設置場所に合わせて最適なドアを選ぶことが重要です。

また、設置場所のスペースに合わせて、ドアのサイズや種類を選ぶことも忘れないようにしましょう。

和室リフォーム本舗で販売するドアは全て「設置場所のスペース」に合わせてオーダーメイドさせていただきいますので、ドアの買い替えの時はぜひご利用ください。 

素材やデザインで選ぶ

スライドドアの素材やデザインは、部屋の印象を大きく左右します。

木製のドアは、温かみのある雰囲気を演出し、金属製のドアは、スタイリッシュな印象を与えます。また、樹脂パネル入りのドアは、採光性を高め、部屋を明るくできます。

また、スライドドアのデザインは、ドアノブや取っ手のデザインによっても印象が大きく変わります。ドアのデザインだけでなく、細部のデザインにもこだわって選ぶと良いでしょう。

和室リフォーム本舗で取り扱っているスライドドア「ふすまリフォームドア」は、5種類のカラー、9種類のデザインから選べます。また、引き手も3種類から選べるため、好みや部屋の印象に合わせられます。

機能性で選ぶ

スライドドアには、様々な機能を持つものがあります。

例えば、ドアが閉まる際に、ゆっくりと静かに閉まるようにする機能や、手を離すと勝手にしまる自閉式のドアなどがあります。

これらの機能は、安全性や快適性を高めるために有効です。また、断熱性能や防音性能が高いドアを選ぶことで、より快適な住空間にできます。

スライドドアに関するよくある質問

スライドドアに関するよくある質問とその回答を以下にまとめました。スライドドアの設置を検討している方は、参考にしてください。

室内スライドドアに鍵をつけてロックできる?

室内スライドドアにも鍵を取り付けられます。

プライバシーを確保したい場合や、防犯対策をしたい場合に有効です。鍵の種類は、簡易的なものから、本格的なものまでさまざまです。

設置場所や目的に合わせて、適切な鍵を選ぶと良いでしょう。また、ドアの構造を工夫すれば、後付けで鍵を取り付けることも可能です。

スライドドアがスムーズに開閉しない場合の調整方法は?

スライドドアがスムーズに開閉しない場合は、まずレール部分にゴミやほこりが溜まっていないか確認しましょう。

レールを掃除することで、スムーズに開閉できるようになることがあります。

また、ドアの戸車が劣化している場合や、レールが歪んでいる場合も、スムーズに開閉できなくなる原因となります。これらの場合は、戸車の交換をしたりレールの取り換えをしたり、場合により専門業者に修理を依頼する必要があります。

ふすまリフォームドア 古い襖をモダンな印象にチェンジ 商品ページを見る アルマジ お部屋をアートな空間に 商品ページを見る

まとめ

スライドドアは、空間を有効活用でき開閉も簡単なため、家のドアとして設置しやすいでしょう。

しかし、防音性や気密性が低めというデメリットもあるため、設置場所や目的に合わせて最適なドアを選ぶことが大切です。

本記事で解説したスライドドアの種類やメリット、デメリット、選び方を参考に、ご自身の家に合ったスライドドアを選び、快適な住空間にしてください。

和室リフォーム本舗では、家に設置できる引き戸として、ふすまリフォームドアアルミ引き戸「アルマジ」を販売しています。カラーやデザインが豊富にあるため、部屋の雰囲気や好みに合わせて選べます。