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クローゼットの引き戸選びで失敗しない!種類・デザイン・素材の選び方ガイド

クローゼットの引き戸選びで失敗しない!種類・デザイン・素材の選び方ガイド

クローゼットの引き戸は、収納力アップや省スペース化に貢献してくれるだけでなく、お部屋の印象を大きく左右する重要な要素でもあります。

しかし、種類やデザイン、素材など、選ぶべきポイントが多くて迷ってしまいますよね。

そこでこの記事では、クローゼットの引き戸選びで失敗しないために、種類、デザイン、素材の選び方から、DIY方法まで徹底解説します。

あなたにぴったりの引き戸を見つけて、おしゃれで機能的なクローゼットを実現しましょう!

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クローゼットを引き戸にするメリット

クローゼットを引き戸にするメリットを2つ紹介します。

開閉スペースが不要

クローゼットの扉を引き戸にする最大のメリットは、開閉のためのスペースを確保する必要がないことです。開き戸や折れ戸の場合、扉を開くための前方スペースが必要になりますが、引き戸なら横にスライドするため、ベッドや家具が近くにあっても問題なく開閉できます。

特に、限られたスペースの寝室やワンルームのクローゼットには、引き戸が適しています。また、小さな子どもやペットがいる家庭でも、扉を急に開けてぶつかる心配が少ないため、安全面でも優れています。

開閉しやすい

引き戸は、力を入れずにスムーズに開閉できるのも魅力です。特に、レールが上吊り式になっているタイプは動きが軽く、小さな子どもや高齢者でも簡単に扱えます。

また、開き戸や折れ戸のように「扉が途中で開かなくなる」「動作音が大きい」といった問題が少なく、静かに開閉できるのも特徴です。寝室や書斎など、音が気になる場所のクローゼットにも向いています。

クローゼットを引き戸にするデメリット

クローゼットを引き戸にするデメリットを2つ紹介します。

全開にしづらく使いにくい

引き戸のデメリットの一つは、一度にクローゼットを全開にできないことです。一般的な引き違い戸の場合、左右の扉が重なってスライドするため、常にクローゼットの半分しか開けられません。

そのため、大きな荷物を出し入れする際に不便を感じることがあります。また、衣類や収納ケースを整理する際も、一度に全体を見渡せないため、開き戸に比べると手間がかかる場合があります。

レールの掃除が必要

クローゼットを引き戸にすると、レール部分の掃除が必要になるというデメリットがあります。

引き戸のレールには、ホコリや髪の毛、ゴミが溜まりやすく、放置するとスムーズな開閉ができなくなることもあります。

特に、湿気が多い場所ではカビが発生することもあるため、定期的な掃除が必要です。

クローゼットに使える引き戸の種類

クローゼットの引き戸にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。使い勝手や設置スペースに合わせて、最適なタイプを選びましょう。

片引き戸

片側にスライドして開閉するシンプルなタイプの引き戸です。扉が一枚だけのため、省スペースで設置でき、開閉もしやすいのが特徴です。

片引き戸のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • 扉が一枚なので、シンプルでスタイリッシュなデザインにできる
  • スペースが限られた場所でも取り付け可能

デメリット

  • 開けられる範囲が限られるため、大きな荷物の出し入れがしにくい
  • 幅の広いクローゼットには不向き

引き込み戸

扉を壁の中に収納できるタイプの引き戸です。開いたときに扉が完全に隠れるため、見た目がスッキリし、クローゼットを広く使えます。

引き込み戸のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • 扉が邪魔にならず、クローゼットの開口部を最大限に活用できる
  • インテリアと調和しやすく、スタイリッシュな仕上がりになる

デメリット

  • 設置には壁の中に収納スペースが必要
  • 施工費用が高くなる場合がある

引き違い戸

2枚以上の扉を左右にスライドさせて開閉する、最も一般的な引き戸です。多くの住宅で採用されており、比較的リーズナブルな価格で設置できます。

引き違い戸のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • スペースを取らずに開閉できるため、狭い部屋でも使いやすい
  • 扉のデザインが豊富で、インテリアに合わせやすい

デメリット

  • 一度に開けられる範囲が限られるため、クローゼットの中全体を見渡しにくい
  • レール部分にホコリが溜まりやすく、定期的な掃除が必要

引き分け戸

中央から左右に開くタイプの引き戸で、開き戸と引き戸の特長を兼ね備えています。開口部を広く確保できるため、大きな収納スペースにも適しています。

引き分け戸のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

  • 両側に開くため、クローゼットの中が見やすく、整理しやすい
  • 扉がスムーズに開閉でき、使い勝手が良い

デメリット

  • 引き違い戸に比べると設置コストが高くなる
  • スペースに余裕がないと、うまく設置できない場合がある

クローゼットの引き戸を選ぶ際のポイント

クローゼットの引き戸は、使い勝手やデザインによって選ぶポイントが異なります。引き戸の種類、素材・デザイン、レールの有無を考慮しながら、最適なものを選びましょう。

引き戸の種類で選ぶ

引き戸には片引き戸・引き込み戸・引き違い戸・引き分け戸などの種類があり、それぞれの特性を理解することが重要です。

  • 片引き戸:省スペースで設置できるが、一度に開けられる範囲が狭い
  • 引き込み戸:扉を壁の中に収納できるため、開口部を最大限活用できるが、施工費用が高め
  • 引き違い戸:最も一般的でデザインも豊富だが、クローゼット全体を開けられない
  • 引き分け戸:両側に開くため収納しやすいが、設置スペースが必要

収納の使いやすさや設置環境に合わせて、最適なタイプを選ぶことが大切です。

素材やデザインで選ぶ

クローゼットの引き戸は、部屋の雰囲気に大きく影響を与えるため、素材やデザインにもこだわりたいところです。

木製の引き戸は温かみのある印象で、和室やナチュラルテイストの部屋に最適です。樹脂パネルの引き戸はスタイリッシュなデザインで、開放感を演出できます。

和室リフォーム本舗で取り扱っている「ふすまリフォームドア」は、今あるドアやふすまの枠そのままで設置できます。

アルミの引き戸は、モダンな雰囲気を出したい場合におすすめです。当社で取り扱っているアルミ引き戸「アルマジ」は、アルミフレームと樹脂パネルからできており、シャープな印象を与えられます。

レールの有無で選ぶ

床にレールがあるタイプの引き戸は、扉が安定し開閉がスムーズで、比較的簡単に施工でき、デザインの選択肢が豊富であるというメリットがあります。しかし、レール部分にホコリが溜まりやすく、掃除が必要になるというデメリットもあります。

一方、レールのない吊り戸タイプの引き戸は、床がフラットなので掃除がしやすく、スタイリッシュで開放感があるというメリットがあります。ただし、吊り金具の強度が必要となるため、重い扉には向いていないというデメリットがあります。

小さな子どもや高齢者がいる家庭では、つまずきにくい吊り戸タイプがおすすめです。

クローゼットを引き戸へリフォームする方法

クローゼットの扉を引き戸にリフォームすることで、開閉のしやすさや省スペース性を向上させることができます。ここでは、2つのリフォーム方法を解説します。

折れ戸を引き戸へリフォームする

クローゼットの折れ戸を引き戸に変更することで、開閉のしやすさが向上し、狭いスペースでも使いやすくなります。

押入れを引き戸へリフォームしてクローゼットにする

出典:和室リフォーム本舗「ふすま リフォームドア」

和室の押入れを引き戸のクローゼットにリフォームすると、収納力を高めながら使いやすい収納空間を作ることができます。

洋室になじむデザインの引き戸を選ぶと、統一感のある空間に仕上がります。

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まとめ

クローゼットの扉を引き戸にリフォームすることで、開閉のしやすさや省スペース性を向上させることができます。

折れ戸から引き戸に変更すれば、クローゼット前方が狭い部屋でもスムーズに開閉でき、掃除がしやすくなるのがメリットです。また、押入れを引き戸のクローゼットにリフォームすれば、収納力をアップさせつつ、洋室にもなじむデザインに変更可能です。

クローゼットの使い勝手を向上させるために、ライフスタイルや部屋の広さに合わせた最適な扉の種類を選び、リフォームを検討してみましょう。

和室リフォーム本舗では、和室の押し入れを引き戸のクローゼットにできる「ふすまリフォームドア」やアルミ引き戸「アルマジ」を販売しています。

扉をリフォームして和室の雰囲気を一新したい方は、ぜひご覧ください。